相続対策Inheritance measures

相続対策について

相続問題は、避けては通れぬ問題です。
どのくらい納税しなければならないの? 税金を減らす対策はあるの? 事前に備えられることは何?
など、様々な不安に、プロの立場からアドバイスいたします。
お気軽にご相談ください。

 

事前の対策

納税資金対策

相続税は原則として相続開始から10ヶ月以内に現金で納付しなくてはなりません。
相続財産のうち半分は不動産、約1割が有価証券と言われています。それらが、自宅や会社の敷地・建物である場合、または自社株の場合には簡単に売却することも出来ません。
不動産の場合には事前に境界の確定や権利関係の整理等をして売却し易い状態にしたり、生命保険に加入して非課税枠を活かしながら現金を準備する事などが考えられます。
 
  

遺産分割対策

相続財産が現預金だけなら分割は容易ですが、その割合は約25%と言われています。
例えば相続人(相続を受ける人)が二人の子供(長男、長女)で、相続財産が親と長男が同居していた自宅くらいしか無い場合に、長女は何も相続しなくても遺産分割に同意してくれるでしょうか?
その様な場合に安易に自宅を共有名義にするのも将来に問題を残しますし、自宅を売却してお金を分けるのも簡単ではありません。
長男が自宅を相続する代わりに長女には現金を渡せる様にする為、長男が受取人の生命保険を契約しておく事も有効です。(代償分割といいます) 
 
  

相続税軽減対策

  • 生前贈与により相続財産を減らす。
  • 養子縁組により相続人の数を増やす。
  • 現預金を自分自身の為に使う。(自宅の建て替え、リフォーム、旅行etc)
  • 一時払いの生命保険に加入して現預金を非課税の保険金に変える。
  • 相続税評価は高くても現金を生まない不動産(市街化区域の農地など)は貸す(事業用定期借地など)、活用する(賃貸物件を建てる)、買い替える(収益物件など)事により評価減や収益性のアップを図る。
  • 法人の設立により所得の分散や資産の移転を図る。

 
借金をしてアパートを建てれば良い、という様な単純な話ではありませんので総合的に判断する必要があります。    
 
     

事後の対策

遺産の分割方法や評価の方法を検討して節税する。
残す財産と売却して納税資金に充てる財産に分け、売却する財産(特に不動産)は出来るだけ高く売れる方法を考える。
 

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